590 live report: RUFUS FEATURING SLY STONE

ルーファス・フィーチャリング・スライ・ストーンの来日公演を観に行った。
2010. 1. 21. (木曜日) 1st show
於:ブルー・ノート東京

RUFUS FEATURING SLY STONE
1st show, Thursday, January 21st, 2010.
at: Blue Note Tokyo

(最新加筆:1/24)

○開演前にスタッフやメンバーに配られていたセット・リストを終演後に教えて貰ったのですが、後半の何処かで「ボディ・ヒート」が追加されていたりします。

その他にも、舞台上の遣り取りから判断するに何曲かの変更があったと思われますが、ライヴ中にメモをしてはおりませんでしたし、僕はルーファス全曲を聴くだけで判別出来るという程の知識は無いので正確を期せません。御了承下さい。

 set list:
01 ONCE YOU GET STARTED, ’74.
02 ANY LOVE, ’79.
03 YOU GOT THE LOVE, ’74.
04 DANCE WITH ME, ’75.
05 DO YOU LOVE WHAT YOU FEEL, ’79.
06 GOING IN CIRCLES
07 STOP ON BY, ’74.
08 TELL ME SOMETHING GOOD, ’74.
09 SWEET THING, ’74.
10 I’M A WOMAN (I’M A BACKBONE), ’74.
11 HAVE A GOOD TIME, ’75.
12 AIN’T NOBODY, ’83.

(?) BODY HEAT, ’79.

encore:
I WANT TO TAKE YOU HIGHER, ’69.
IF YOU WANT ME TO STAY, ’72.
THANK YOU (FALETTINME BE MICE ELF AGIN), ’70.
encore 2:
DANCE TO THE MUSIC, ’67. (スライ・ストーン呼び込み曲として)
SING A SIMPLE SONG, ’69.

 personell:
TONY MAIDEN guitar, vocal, chorus
KEVIN MURPHY keyboards, chorus

SLY STONE vocal, keyboards, guitar, harmonica(僕の観た回では使用せず)

DONNELL SPENCER, JR. drums
PEE WEE HILL bass
DON WYATT keyboards
MICHIKO HILL keyboards
JIMMY REID sax
MICHAEL STEVER trumpet

AMANDA MAIDEN vocal, chorus
VAL YOUNG vocal, chorus
MADAM DEE vocal, chorus
SUE ANN CARWELL vocal, chorus
INDIRA MILNI KHAN vocal, chorus

 スライは終盤で登場した。それはかなり驚くべき瞬間だった。不思議な体験だった。先ず、彼が再び日本で公演をしている事が(しかも一週間!)信じられない。自分がその目撃者となれた、しかも一メートル先で歌っているのが信じられなかった。

 先ずはルーファスの登場。現在の中心人物であるトニー・メイデンを除くメンバーが先ず板付きとなり、トニーを招く形でショウは始まった。初日・二日目のセット・リストと異なり、一曲目は「ワンス・ユー・ゲット・スターテッド」! 僕はこれで始まるショウを期待していたので大当たり!!

 僕はこの曲を吉田美奈子のライヴ・アルバム『MINAKO II』で知った。その一曲目がこの曲だったのだ。そういう記憶。そういう思い入れ。

 前回の来日リポートで、ヴォーカリストとしてヴァル・ヤングが来ていたのを知り悔しかった。彼女はリック・ジェイムズ(ジェームス)・ファミリーの歌姫の一人で、アルバムを(知る限りでは)二枚出している。良い歌手がとても良いプロダクションに支えられて出来上がった良い曲・アルバムである。
 ルーファスを聴いてみたかったのも勿論だが、ヴァル・ヤングの歌声を聴きたかった。彼女に会いたかった。それが今回は叶った。
 しかも今回のルーファスはスー・アン・カーウェル迄連れて来ている! おお!!

 彼女はジェスィ・ジョンスン(ジェシー・ジョンソン)がプロデューサーとなって一枚アルバムを出している。僕が知る彼女のアルバムはその一枚。これも当時のジェスィの勢いを感じさせる良いファンク・アルバムだ。

 等と、目当てのミュージシャンがとても多い今回のライヴなのであった。勿論、ヴァルとスー・アンの持ち歌は披露されなかったが(其処迄は期待していなかったので不満は無い)、五人の女性が交代で披露する「玄人シャカ(チャカ)・カーン合戦」とでも言うべき歌の競演はとても興味深いものだった。

(以下、後日加筆)

special thanks to 吉岡正晴、ブルー・ノート東京

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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