648 SC 3/16 「間違いの無い ’79年」を更に検証!

Mar. 16th, 2010.
Starlight Cruisin’ (火)

番組内容ショート・コメント:
まだまだある、まだまだかけたくなる「1979年名曲名盤選」!

 おそらく今後、断続的に続ける事となるでしょう。

 今夜は、一昨日の「Back to the ’70s」の回に写真を掲載したあのカラー・レコードを持ち込みます!
 一枚目が緑、二枚目が赤なんです。

(以上、番組前)

 オン・エア曲は番組中に「Comments」欄にて随時更新、後に移動(一部加筆・修正)。

M1&2: dedicated to J.B. 今月発売のシングル。
19:34 DEVIL’S HIDEAWAY
19:38 WHO’S AFRAID OF VIRGINIA WOOLF
/James Brown at the organ and his orchestra, March ’65.
 名義の通り、JBのオルガンをフィーチュアしたインストゥルメンタル。

M3: 祝・来日!
19:41 BUSTIN’ LOOSE
/Chuck Brown and the Soul Searchers, ’79.

M4: 五月、クラシカ葉山!
19:51 ウジェーヌ・イザイ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調より 第2楽章
/南 紫音

M5
19:54 CRAWLING FROM THE WRECKAGE
/Dave Edmunds, ’79.
 ロックパイルによる無敵のロックン・ロール!

M6
19:57 THE DISCO STRANGLER
/Eagles, ’79.
 この「ぎこちないリズム・アプローチ」が彼等の個性。
 「Hotel California」もリズムとしては「変なレゲエ」なのだし。
 そういう「違和」「不器用さ」が彼等のロックなのだと思う。

-M7&8: CHIC history-

M7
20:06 JUMP THEY SAY
/David Bowie, ’93.
 produced by David Bowie and Nile Rodgers

M8 featuring Cherie ‘Sweetcherie’ Mitchell on vocal
20:13 IT’S LOVE
/Chuck Brown (and the Soul Searchers), live ’01.
 シーク(シック)ではサポートにほぼ徹しているシェリー。
 彼女の自由度・音楽的な貢献度はこちらの方が高い。

M9
20:21 SPREAD YOUR WINGS
/Queen, live ’78(released in ’79).
 素晴らしいライヴ・アルバム。
 欧州トゥアー(※)。御客さん大合唱。

 日本盤LP初回プレスはカラー・レコード!(末部に写真を掲載)

M10
20:26 OUR LOVE
/Donna Summer, ’79.
 二枚組なのに駄曲無しというスバラシサ。

M11
20:33 IT’S A DISCO NIGHT (ROCK DON’T STOP)
/The Isley Brothers, ’79.
 こちらも二枚組なのに駄曲無し。
 しかも彼等の場合は、十五年以上不動のメンバー・体制で、
 名曲しか入っていない名盤を、
 毎年、
 ずっと、
 出していた。
 奇跡。

M12
20:42 JUST THE SAME WAY
/Journey, ’79.
 この年、スティーヴ・スミスが加入。

M13
20:47 LET’S BEGIN
/A Taste of Honey, ’79.

M14&15 (ending BGM)
20:51 introduction/IT’S TOO FUNKY IN HERE
20:58 GONNA HAVE A FUNKY GOOD TIME
/James Brown, live in Tokyo ’79 (released in ’80).

 いうワケで、
『ジャズ』の後に出された二枚組ライヴ盤『クイーン・ライヴ・キラーズ』。
 二枚組ライヴ王道の、見開き内ジャケで展開されるトゥアー時のスナップは、ありがちなパターンとは言え、矢張り燃える。

次のシングルが「愛という名の欲望」「地獄へ道づれ」
  アルバムが『ザ・ゲイム』
    であることから考えると、
明らかに彼等はこのライヴ盤をひと区切りとして、アメリカ征服へと動き出す。
 それがクイーンの八十年代。

一昨日の「Back to the ’70s」ブログで触れた、パイオニアの広告頁で使用されている「ずぶ濡れのLP」は、この一枚目。

(※)上記の通り本作の音は欧州トゥアーのものだが、内袋(緑=一枚目)に
“cover photo courtesy of Koh Hasebe.”
とある。
偉大なる哉、ミュージック・ライフ!!
当時のML読者でカメラマン長谷部 宏の名に気付かぬ者は居ないだろう。
そう!
この圧倒的なジャケは欧州の後に訪れた来日時のもの。
クイーンを最初に認めた日本人として、このジャケは誇るべきものだ。
彼等とMLの近い関係を最大限活用して、特等席を確保していたのだろうなあ(笑)。
足もとに紙テイプがチラホラ、というのが七十九年ですな。
(この写真じゃ見えませんが、「LP」ならバッチリ判ります。)

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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コメント

  1. Taro より:

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    おおお!燃えるね。ライブキラーズ。
    しばらく聴いてない。
    この休みにデジタル化するかな。 Like

  2. hit2japan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    Taro
     ジャケ見るだけで燃えるよね。ホント長谷部さん素晴らしい。
     このライヴ・ヴァージョンでの「ラヴ・オヴ・マイ・ライフ」がシングル・カットされて日本では大ヒットしたよね。ダイヤトーン・ポップス・ベスト・テンでずっと聴いてたっけ。
     最初にこのライヴ(カセットで)を聴かせて貰ったのも君からだった。この全く違うアレインジでの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」に感動したっけ。
     多分あの大きなステレオラジカセの時代。部屋にカセット・デッキが入る前の。
     コーミ(のお兄さん)から借りたのかな?(笑)
     ディジタル化したらコピーさせてね(便乗)。
    人見 Like

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