CHIC live in Japan 2012 report Apr.19-the 2nd night [曲目は変わらず]

「先に知りたい方」の為に当日夜にセット・リストを記し、内容を詳述ました。
公開当初はタイトルにその旨の注意書きを記していました。
人見欣幸

セット・リストは初日と同じ。
これで確定した模様。

但し、その予定の臨んだのだがファースト、セカンド共にトラブルに見舞われて変更があった。

 ファースト・セットでは機材トラブルに見舞われ、
中盤のバンドによるインストゥルメンタル曲
今回新たに加わった二曲
がカットされた。

 残念。

 しかし、この回だけの特典(?)もあった。
 スタッフがコードを取り換えたりしている間、何を思ったか突然ナイル・ロジャーズが「では此処でマジックを」と。
 これが「ギター・ピックを手のひらに隠して出すと二枚に」とかいうもので、「何じゃそりゃ」の大爆笑。
 何故「では此処でギター一本でこの曲を」ではなかったのだろう?

 更に衝撃的だったのは、「マジックを」とそれを始めるなりジェリー・バーンズがマイクに向かい「♪チャラララララ〜」と「オリーブの首飾り」を歌い始めた事だ。
 日本だけなのかと思っていたのでこれにはマジック以上に驚いた(ナイルごめん)。
 ラス・ヴェガス辺りでもこの曲でマジックが披露されているのだろうか?

 セカンドではキムとフォラーミがトラブルに見舞われた。
 衣装が壊れ(ファスナー部らしい)、半ばの着替えに時間が掛かって了ったのだ。

 インストゥルメンタル曲「オープン・アップ」に続く、彼女達の再登場となる「レッツ・ダンス」開始時迄に準備が整わず、楽屋から「あと三分!」の声が。
 バンドは何と Earth, Wind & Fire / Ramsey Lewis “Sun Goddess (太陽の女神)” を演奏。するとロジャーズが「この曲で(リズム・ギターではなく)ソロを取りたい」と話し、割と長めのジャズィなギター・ソロを披露。予想外の展開に客席は沸いた。
 それでもまだ彼女達が出てこないので、引き続き今度は同じく EW&F “Fantasy (宇宙のファンタジー)” を披露! 何だかみんなでフィリップ・ベイリーごっこ(笑)。そのクライマックスに間に合ったキムとフォラーミもコーラスで合流、大いに盛り上げて終了、ショウは無事に後半へとなった。

 ・・・因みにこの際、楽屋からの「あと三分!」を楽屋近くの客席から「Gimme three minutes!」と大声で叫んで舞台に伝えたのは僕です。ナイルに届いて(英語が通じて)良かったという個人的な満足も得た一瞬でした(笑)。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’12.

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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