Feb. 14th, 2009.
人見欣幸の音楽三昧
関連が有る様な、無い様な。
featuring: THE VALENTINE BROTHERS
M1-8: “FIRST TAKE /THE VALENTINE BROTHERS, ’82.”
01 OVERTURE
02 MONEY’S TOO TIGHT
03 THIS KIND OF LOVE (IS SO SPECIAL)
04 IユLL MAKE YOU HAPPY
05 JUST LET ME BE CLOSE TO YOU
06 JUST ANOTHER LOVE SONG
07 MONEY’S TOO TIGHT (instumental)
08 OVERTURE (reprise)
09 CHOCOLATE
/The Time, ’90.
&
CHOCOLATE (instrumental)
/The Time, ’90.
シンプリー・レッドによるカヴァーで広く知られる M2(&M7) を含むアルバム。僕もS. レッド版で知りました。アルバム・タイトルに反してこれが二枚目(紛らわしい!)。ジョンとビリー(ウィリアム)のヴァレンタイン兄弟は、全部で四枚のアルバムを発表しているそうです。僕は二・三枚目しか持っていません。
簡潔な解説をしている有難いウェブサイトを見付けました。
但し、「S. レッド版(の成功)は、ザ・ヴァレンタイン・ブラザーズがこの曲で成功するチャンスを奪ってしまったが、
こういう事は(よく有るのを)真のソウル好きは知っている。」と、余りにソウル寄りな悪意の有る一文も加えられているのが気になる。
サイト名がその名も「ソウルウォーキング」ですからね。「真のソウル好き」は(狭義での)ソウルしか認めない、という方がたなのでしょう。ちなみにUKのサイトです。英国のソウル・フリーク(主に白人)が演奏者・歌手としてもリスナーとしても、ソウル・シーンの浸透に多大な貢献をしているのは疑いの無い所なのですが・・・。
ま、
そういう言われ方をポップ・ミュージシャンがよくされるのをロック&ポップス好きもよ〜く知っているけれど(笑)。
発売から三年後のカヴァーなんだから。
ファッツ・ドミーノとパット・ブーンじゃないんだから。
それはちょいと違いませんかねぇ?
「陽の目を見なかった名曲を掘り起こした」とするべきだと思いますよ。良い事だ、と。デビュー・シングルにした位ですし、敬意に充ち満ちた、ほぼ「コピー」に近いカヴァーですし。
と、一応、苦言を呈しておきましょう。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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