198 音楽評論家、小尾 隆さん。

 昨晩、茅ケ崎ブランディンでのDJパーティに御邪魔した。僕も昨年出演させて頂いており、その模様は本ブログの第三十八回と第四十二回で記してある。以降、なるべく都合をつけてこちらでのDJナイトには御邪魔させて頂いている。

 ちなみに先月のDJは、湘南ビーチFMヘヴィ・リスナーには「Shonan Breeze」内「Na Praia」で御馴染み、カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュの堀内隆志さんだった。僕よりも更に通常の番組そのままをやっていらして、いやはや脱帽(笑)。

 さて。

 今回のゲストは小尾 隆さん
 ロック全般に関する広範な知識と的確な指摘、深い愛情が感じられる文筆活動で知られる音楽評論家(御自身は「音楽著述業」と表記されている)として、洋楽ファンには知られた存在だ。

 実は、誰がDJとして会場に登場するのかは知らなかった(予告の段階では公表されていなかったせいもあり、楽しみとして、わざと知らないまま会場に向かったのだけれど)。それが小尾さんだと知り、また以前より「とても良い方だ」「面白い方だ」という話は知り合いから聞いてもいたので、御本人に会えてとても嬉しかった。

 しかも、驚くべき事に、

 小尾さんは僕の事を御存知だった。
 僕の文を読んで下さっていた。

 び〜〜〜っっっっっっくり。

 「小尾さん失礼致します。初めまして。人見と申します。いつも文章は楽しく興味深く拝読させて頂いております。一応僕も、『(レコード・)コレクターズ』等に少し書かせて頂いております。最近は去年のスライ特集で・・・」
 等と自己紹介をさせて頂いた所、予想だにしない言葉が返ってきたのだ。

 「あ、あの、人見さんて、スモール・フェイセズを書かれたりしてましたよね?

 十六〜七年前の話だ・・・! しかも小さな小さなアルバム・リヴューだ。そんな小文に大先輩が目を通して下さっていた事、それをまだ憶えて下さっている事が、嗚呼、僕を舞い上がらせる。♪I Feel Like Flying〜 (/Gino Vannelli)
 多分、声のキーは二音程上がり、足は五センチ位浮き、鼓動は一割程アップした事だろう。

 氏のブログに、昨晩の事、曲順表ほかの記述がある。

ザ・ヤング・ラスカルズ二連発、
ボブ・ディランのゴスペル・カヴァー、
アリーサ・フランクリンのフィルモア、等が来て、
エンディングが佐野元春の去年の名盤『コヨーテ』より。

その正しさに拍手! I Wanna Be with You Tonight!

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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