24 11/23 クリスマス対応少しずつ開始!

Nov. 23rd, 2007. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス

vol. 504.

M1
16:03 JUST TO SEE HER
Smokey Robinson

M2
16:07 SAY IT
Ray, Goodman & Brown

M3
16:12 RUBY BABY
The Drifters

M4
16:15 SOMEDAY WE’LL ALL BE FREE
Alicia Keys

ミドル4:エリック・クラプトン
M5
16:22 IT’S IN THE WAY THAT YOU USED IT ザ・ギフト
M6
16:26 LAY DOWN SALLY
日没ソング – 16:30
M7 – from 逗子のyumi
16:32 CIRCUS
M8
16:38 TEARS IN HEAVEN
Eric Clapton

M9
16:45 BETWEEN THE SHEETS
The Isley Brothers

M10
16:52 WHAT CAN I BUY YOU?
The Isley Brothers featuring Ronald Isley

 竹内まりやではないが、クリスマスが今年もやって来る。今年はクリスマス・イブ(山下達郎)の英語版がCMに使われてもいる。
 ジ・アイズリーズ初(?)のクリスマス・アルバムが今ホリデイ・シーズンの僕の目玉だ。小林克也に「クリスマス・ソングでは、どんな悪ガキロックンローラーでも良い子になっちゃうのが面白くもあり面白くもなし」という名言が有るが、そこはロナルド、全く良い子にならず、いつもの通りにやたらとセクシーで笑える。次週以降にも紹介していきたい。

 さてエリック・クラプトン。

 量が多いせいも有るが、アルバムは揃っていない。
 かなりの回数来日しているのに観に行った事は無い。

 つまり、勿論好きなのだが、蒐集対象になったり夢中になったりした事が実は無い。
 やたらと聴いたと言えば、最初にカセットにしたLP『ライヴ・クリーム Vol.1』。一曲目の「N.S.U.」(*)に殺られた。
 リアルタイムでの記憶では、雑誌の広告で『ジャスト・ワン・ナイト』武道館ライヴ。『アナザー・ティケット』『マニー&シガレッツ』を何となく聴き(ラジオではよく流れたので)、賛否両論を呼んだフィル・コリンズとの『ビハインド・ザ・サン』『オーガスト』となる。僕は別に嫌いじゃなかった。というより、つまりそこ迄の(感情的になる程の)熱心なファンでは無かったのだろう。
 ザ・バンド『ザ・ラスト・ワルツ』での、ロビー・ロバートスンによるエリックへの絶妙なフォロウを強く記憶されている方も多いだろう。
(*)メロディが「山寺の和尚さん」に酷似している事でも知られる(?)。

 クリームは面白かった。高校の頃のバンドでは「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」を得意になって歌っていた。つまり楽器アンサンブル(対立?!)の構図が解り易かったという事だろう。次のブラインド・フェイスもかなり好きだ。七十年代のエリックのアルバムでは、そのブラインド・フェイスの曲を二曲演っているライヴ『E.C. Was Here』が大好きだ。これが僕にとってのエリックのベスト・アルバム。

 音楽ファンの世界を軽く飛び出した有名人で、世界中が彼の悲劇的な生い立ちや数奇なエピソード、近親者・友人との別れを知っている。誰もが心配する、気弱な親戚の叔父さんという位置に居る。
 スティーヴィー・レイ・ヴォーンを、そして息子を失った直後の頃だったと思うが、あるインタビューで、「自分は生かされているみたい」という旨の発言としていたのを痛々しく記憶している。ホント、あの時は「クラプトン、自殺でもしちゃうんじゃないか」とみんなで(と言っても狭い狭い仲間内五、六人で、だが)勝手に心配したものだ。

 が、素晴らしい事に、その頃には既にセラピーや依存症克服プロセスを経て、現在は精神的にかなり力強く生きている(笑)様だ。あんなに心配をかけまくるキャラクターだったのに、アルコール依存症のリハビリ施設の運営とかにも力を注いでいる位だから。
 その施設の運営資金となるチャリティ・コンサート「クロスローズ・ギター・フェスティヴァル」が今年開かれた(2003年に続いて二度目)。雑誌でリポートを読み興奮した。スティーヴ・ウィンウッドと共演している! ジョニー・ウィンターが出演している! ZZだジョン・メイヤーだバディ・ガイだBBだロバート・ランドルフだそして勿論ドイルとデレックという現クラプトン・バンドのメンバーだ!!
 来月DVDが出る予定。いつ買えるやら・・・。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’07.

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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コメント

  1. nagi より:

    SECRET: 0
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    ついに聴けましたよ、「ISHII POPS IN THE BOX」。
    祭日で仕事が休みだったので、や~っとこさ聴けました。これで何とか3番組制覇です(笑)。印象としては「Back to=初級編」「Ishii Pops=中級編」「Starlight=上級編」という感じ。(“編→変”と繰り返し変換されるのはどうして?)
    エリック・クラプトン、2000年頃になって『Change the World/Tears in Heaven[Maxi]』を買いました。その当時は曲の事情など何も知らず、本当に久し振りにCDショップに行き捜して買った洋楽CDでした。
    今日かかった中では『IT'S IN THE WAY THAT YOU USED IT』のギターが思いっきりツボ♪ すっごい好みですわ。CD捜してみようかな。 Like

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