347 吉報をかみしめる男。

(伏せていた部分を一月三十一日に加筆しました。)
(三月二十四日朝、サンプル盤到着につき加筆しました。)
(発売後、更に加筆。)

 に、この新たな第一歩を御報告出来る日が来た。

 人見欣幸、
遂にライナー・ノート・デビュー。


 日本盤CDに封入(又はブックレットに印刷)される解説、ライナー・ノートを書くのは長いこと「次の目標」だった。
 長年の友人で本ブログによくコメントをくれるtaro率いる、天下無敵の正しいロック・トリオ「Zives(ザイヴズ)」が出した自主制作盤の公式サイト掲載(印刷代節約の為)のファースト・アルバム(の作品解題のみ)とセカンド・アルバム(本文(※)、作品解題とも)、同じく長年の音楽仲間として御世話になっている、は〜みんのバンド「ジェリーフィッシュ・カフェ」の自主制作アルバムでの封入デビューとステップは踏んで来ていた。

 そして。
 遂に。
 メイジャー・カンパニーからの、日本中のレコード店に並ぶCDのライナーを担当した。

 但し、ミュージシャン、アルバム・タイトル等の具体的な詳細は今月の三十一日が情報公開日であるという連絡をレコード会社から受けているので、申し訳無いけれど今週末迄は秘密。

 で、三十一日になりました。ので!

四月一日発売
ローラ・ブラニガン
『プラティナム・コレクション』(スーパー・ファンタスティック・ベスト2009)

ワーナー・ミュージック・ジャパン
WPCR-13415
税込定価 ¥1,500-
税抜定価 ¥1,429-
完全初回生産限定盤

原盤:2004年英国発売
The Platinum Collection /Laura Branigan
(Rhino/Atlantic)

 彼女は八十年代前半から半ば、「グローリア」他で知られる実力派。
 この十年、彼女の日本盤は一枚も出ていなかったのだという。主要曲をほぼ全て収めた全十八曲入り。
 チープなシンセサイザーとチープなドラム・マシーンの時代にぶつかってしまった不幸な本格派シンガーと言えるかも知れない、と後になって思う。
 ダンスものの歌手と思われがちだが(僕もそう思っていた)、資質としてはバーブラとセリーヌの間に位置する、
 ・・・続きは是非ライナーで(笑)。

 締め切りは二月二日だったのだけれど張り切って書き、先週の金曜日に初稿を了げて先方に送る事が出来た。
 有難い事に表記の修正があったのみで、どうやら内容は何とか形になっていた様だ。ホッとしている。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (いよいよしっかり音楽紹介業?!)

(※)僕の知る彼等の歴史を書いた、という事はつまり「(ほぼ)僕の個人史」にもなってしまい、主役が誰なのか判らない文章になってしまった(笑)。しかも長〜い。
 自伝でも出す際には(んな馬鹿な!)これに肉付けすれば僕の十代から二十代前半は何とかなる、という程で、つまり本来は僕のブログに載せるべき内容も多い。
 御一読あれ。そして、聴いてね、ザイヴズ。無敵ですから。

三月二十四日、サンプル盤到着につき加筆:

 サンプル盤が届いた。
 先ず、それだけで感慨深い。

 日本語解説は、四つ折りの体裁では無く、ちゃんとブックレットになっていたのが嬉しかった。折り畳んである形のものは、使い勝手が悪いし、そこから折れやすいし、折る部分の活字が当然の様に読めなくなってしまう。長く手元に置いてもらいたいという希望が販売者側に無いとしか思えず、ずっと不満に思っているので、そういう意図では無いのかも知れないけれど、先ず其処が嬉しかった。
 そりゃもう、僕にとっては、僕だけにしか意味の無い記念品だから、長く長〜く保存しますからね(笑)。
 一読して誤植は無い様だ。昔の活字時代のライナー・ノートは、誤植が有って当たり前だったから。今は(多分執筆者の変換ミスだと思われる)漢字の間違いが散見される。特に「並行」と「平行」がとても目に付く。仮名遣いの改め等で、数度の遣り取りは有ったので、余り心配はしていなかったのだけれど、どうやら僕のミスも、会社の担当者のミスも無かった様だ。良かった。

 ともあれ、第一歩はこうして形になった。来週、店頭に並ぶ。

 宜しくひとつ。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)

更に加筆:
 コメントもくれているTaroが彼のブログで解説の解説をしてくれている(笑)。
 有難う。

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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コメント

  1. Taro より:

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    おお!すごいね!
    ライナーノートってのは、やっぱそのスジの王道だもんなー。
    ウチのバンドのに無理やり書いてもらったのと違って、
    ちゃんと、活字で印刷されるってのは、いいね。
    Webってのは、やっぱ安っぽいもんな。
    しかも、全国に名を轟かせるわけだ。
    すばらしいニュースだ!
    Like

  2. GAKU より:

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    やった~! Like

  3. tomi より:

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    グレイト!
    おめでとうございます。
    ライナーノートは、勉強嫌いのガキどもが、何よりも愛した活字、音楽の手引き!そのアーティストにますますノメリ込んでいく媚薬。
    人見さんのコトバが、活字になって、読んだ者の世界をぐんと拡げるわけですね。
    詳細が待ち焦がれます。 Like

  4. haku より:

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    わーーー!!
    凄い。。。

    ブラボーーー

    うん、人見さんの解説は人にはない才能だと感じるよ。レコードや音楽を愛してないとあそこまで語れないものね。

    最高な夢への橋を手に入れて、本当にブラボー

    もっと世の中に出て行ってくださいね。応援していますよ。 Like

  5. hit2japan より:

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    皆様、祝電を有難う御座居ます。
     友人だと、きっと知らない話や同じ話ばかりで、御節介過ぎて、始終一緒に居たくはない奴なのでしょうが、それを仕事にすれば、という発想ですかね(笑)。
     三十前で家を出た時、文字通り「レコードで出来た家」と化していた我が家を改めて見回して「これはもう趣味をはみ出たな。商売道具にしないと。」と思ったのでした。
     雑誌、ラジオ、人の前で時たま、ウェブサイトと来て。
     やっともう一歩、進みました。
    人見 Like

  6. Myutaka より:

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    おめでとー
    ついにメジャーデビュー!
    とはいっても、既にメジャーデビューしてたんじゃなかったっけ?って思ってたんだけど、ライナーノートはまだだったんだ。

    それにしても、ローラ・ブラニガンとは。またまた懐かしい名前を思い出させてもらいました。グローリアだけは持ってます。
    他の曲も聴いてみたいので買ってみよっかな。 Like

  7. hitmezanmai より:

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    Myutakaさん
     おやまぁ、わざわざ祝電を有難う!
     「グローリア」持ってるかね! まだ持ってるかね(笑)!
     で、聴ける(プレイヤーはまだ有る)のかね?
     確かに今度の編集盤は安いしね。宜しければ是非。
     義弟一家にも薦めて下さいな(「セルフ・コントロール」あたりは、妹さんの方が憶えてるかな?)。
    人見 Like

  8. ちょろ より:

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    遅ればせながら。(o_ _)o)) ペコリ

    おめでとっ  (*^ー^)っ∠★:゚*' 花束♪
                   (*^ー^)っ∠★:゚*' 花束♪
                         (*^ー^)っ∠★:゚*' 花束♪ Like

  9. hit2japan より:

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    ちょろさん
     恐れ入ります。
     花束を三束も!
    人見 Like

  10. サンカク より:

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    いよっ!おめでとうございます~!
    ライナー見たさに買ってしまいそうだぁ・・・・ Like

  11. hit2japan より:

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    PASS:
    サンカクさん
     有難う御座居ます。
     結構、魂込めて書きましたので(笑)。いや、ホントに。
    人見 Like

  12. Rei より:

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    今、ネット販売で予約してきました^^。
    4月1日発売なので、1日には届くかな~。
    楽しみです! Like

  13. hit2japan より:

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    Reiさん
     うひゃあ〜ホントに恐縮です! 有難う御座居ます。
     昔(実は今も?!)、洋楽アルバムを買うにあたっては、
    「日本盤代−輸入盤代=ライナー代」でしたよね。高い分は批評文・資料代という計算。損をした時、得をした時、一枚一枚でありました。
     果たして拙文が得をしたと思って頂けるものであるかどうか・・・。
     あ、歌詞も付いてます。それを足して、何とか「オトクだね」と感じて頂けるクォリティであればと願うばかりです・・・。
    人見 Like

  14. 隆@4/25Crawdaddy より:

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    なんかスンごい事になったね。おめれとう!
    メジャーカンパニーの仕事、よかったよかった。
    これからもがんばってね。またレアな話聞かせてくだされ! Like

  15. Rei より:

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    人見さん

    CD今日届きまして、今聴いてます。
    私は80年代は、あまり音楽と縁がなく、この頃の洋楽にも無知です。

    まず驚いたのが、このローラ・ブラニガン、私と同じ年齢です。亡くなってしまったのですね、冒頭にそれが書いてありショックでした。
    彼女の残した音楽にこうやって触れられて良かったと思います。

    人見さんのライナーはとても読みやすく、無知な私にも、時代背景や、その時の音楽シーンが容易に想像ができ、とてもローラを聴く助けになります。

    私はシンガーは充分な歌唱力と人を惹きつける声が必要、と思ってるのですが、ローラは素晴らしいですね。
    とてもいい声です・・・・。
    人見さんのライナーを読んだおかげで、なんだかローラの事を昔から知ってたように思えました。

    きっと2000年代になって、本当の自分のための音楽ができるようになったのかもしれないと、人見さんと同じように思いました。とても残念です。

    なにはともあれ、こんなに安くてお得感いっぱいのCDはないですよ(笑)
    もう、絶対これを機に、ライナーノーツの依頼がいっぱーい来るのでは!と思います。^^v Like

  16. Taro より:

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    昨日ラッキーレコードで買ったよ。
    やっぱ、ラッキーで買わないとね。
    いつになく簡潔で分かりやすい文章(笑)。
    すばらしいね。
    ブログでも紹介させてもらったよ。
    Like

  17. hit2japan より:

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    Taro
     うひょ~、有難う。ブログ、読ませて貰いました。コメントもひと言。
     長いコメントにならない様に気をつけました(笑)。
     ラッキーで買ってくれたとは、義理堅いね。
    人見 Like

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