April 24th, 2009. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品
vol. 578.
M1
16:03 PERFECT
Fairground Attraction
M2
16:07 GIVE ME LOVE (GIVE ME PEACE ON EARTH)
George Harrison
M3
16:11 BOTH SIDES NOW
Joni Mitchell
M4
16:16 CALLING YOU
Jevetta Steele
ミドル4:サイモン&ガーファクル
M5
16:2 THE SOUND OF SILENCE
M6
16:2 MRS. ROBINSON
M7
16:3 BGIDGE OVER TROUBLED WATER
M8
16:3 CECILIA
Simon & Garfunkel
M9
16:42 CRYING IN THE RAIN
The Everly Brothers
M10
16:44 I STILL HAVEN’T FOUND WHAT I’M LOOKING FOR
U2
M11
16:49 STEPPIN’ OUT
Joe Jackson
M12
16:54 THE THEME FROM THE LAST WALTZ
The Band with orchestra
「まさかの来日」と言う形容は、頻繁に目にし過ぎて有難みが低下しているという気がしないでもありません。最近の来日ばなしでこの形容が最も相応しいのはサイモン&ガーファンクルでしょう。彼等程、その復活が常に期待され、当人達も(少なくとも他のグループよりも)再結成に抵抗を感じず、期待通りのパフォーマンスを披露するグループは珍しいのではないでしょうか。
今回のミドル4の直後に、S&Gの大きなルーツであるジ・エヴァリーズを配したのは勿論「狙い」で、フォークや英国・中米のトラディショナル等を取り入れた生ギター中心のグループではありますが、根幹にはロックン・ロールがある!と言い張りたかった訳です。サイモンのソロで更に展開される、レゲエ、技巧的なビートを編み出すフュージョン、アフリカン・ビートといったリズムに常に自覚的な音作りはもうS&G時代から(その前のトム&ジェリー時代から?)行われていたのですね。エヴァリーズからしてカントリーとロカビリーをヒルビリーそしてR&Rに展開していった先達なのですから。
「卒業」劇中で聴けるM5のボー・ディッドリー・ヴァージョン、今回のM8のグルーヴは紛れもなくロックン・ロ〜ル!
ドラマーはスティーヴ・ガッドなのかなぁ? ベイスがトニー・レヴィンだったら更に嬉しいのだけれど。(つまり「ワン・トリック・ポニー」バンドの生き残り)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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