バリー・ベケット (Barry Beckett) が亡くなった。
六月十日。享年六十六。前立腺や甲状腺の癌を患っていたという。
こちら
は吉岡正晴氏のブログ。
そこ(そしてその出典とされているであろう文献)に載せられている、彼そしてザ・マスル・ショウルズ(ショールズ)・リズム・セクション (The Muscle Shoals Rhythm Section = M.S.R.S.) が関わった傑作群からの抜粋だけでも、彼の音楽界への貢献が如何に大きいかを御解り頂けるかと思うが、僕にとっては何と言っても
ボブ・シーガーだ。
そしてトラフィック(※)。
「頑張れデトロイト!」
「六月=『ロック月』」
等のタイミングで、この所ボブ・シーガーを良く聴いているというタイミングだった。
頭の中で「オールド・タイム・ロック・アンド・ロール」イントロの最高のピアノが響いている。
丁度、三十年前の全米チャートに入っているのでこれも番組「バック・トゥ・ザ・セヴンティーズ」でかけたばかりだ。今、調べてみたら初登場した週にかけている。そして偶然にも、明日紹介する週がこの曲のチャート・インしている最後。
明日の後半は M.S.R.S. が参加している七十年代のシーガー作品をかけよう。
(※) 僕が特に好きな時期、’73年の “Shoot Out at the Fantasy Factory” と同年のライヴ盤 “On the Road” に参加(サポート・メンバー的な形で)。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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