(他局の話なので詳しい情報は避けます。興味の有る方は各自調べて下さい。)
今月(先週)より、ピーター・バラカンが首都圏大手FM局の平日朝の時間帯を担当している!
不覚にも昨日迄知らなかった。局内で片野満見子から教えて貰った。通勤時間帯に車内で聴くととても良いそうだ(勿論、湘南ビーチFM可聴地域外での話)。
土曜日だけでなく、平日の朝にカーティス・メイフィールド、ザ・ムーヴ、エアロン(アーロン)・ネヴィル、クリス・ファーロウ、ウォー、デイヴ・エドモンズ、ニック・ロウ等が「ちゃんと」流れるFM。
素晴らしいじゃないか。
音楽ファンがFM局のメイン・ターゲットでは無くなって既に約四半世紀(断言)。
NHK-FM「朝のポップス」が無くなって、こちらも二十年以上経つ(※)(嗚呼、若宮てい子・・・)。
もしかしたら、平日朝の帯としては、矢口清治以来の「音楽ファンが聴ける番組」なのではないだろうか(他の地域は知らないのだが、少なくとも首都圏では)。
やっと、「FMは僕等=音楽ファンが傾聴するバンドである」という基本に、局側の姿勢が立ち返ってくれるのだろうか。
いくら頑張っても「その路線は玉置 宏や高島秀武、大沢悠里には勝てないのだ」という事にやっと気付いてくれたのだろうか。
その第一歩である事を願ってやまない。
成功して貰いたい。心より応援する。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
(※)
七時台、十分又は十五分ニューズに続く八時迄の番組だった。
同級生と待ち合わせて7:50に家を出る毎日だった中学生の頃、最後の一、二曲で録音をしたい曲が流れる日には平気でその友人を待たせ、その曲が始って録音を開始してから母に電源を落として貰う様に頼んだりしていた。
高校に入ってからも、その時間帯が早まっただけで基本的には同じ(笑)。
聴きたい番組があるからと先に帰宅したり。親戚の家に行っても従兄弟のラジカセを独占したり。
修学旅行に行ったら、土産に地方版のFM雑誌を買って「こんな番組やってるよ!」「この番組はこっちでもやってるんだ!」と一喜一憂したり。
FM中心生活者だった。
ちなみに僕のオーディオ・システムに(キッチン・タイマーではない)タイマーが登場するのは大学生になる直前。
コメント