768 ナイル、フェリーの新作に参加!

(日本盤発売の追加情報等を 8/26 加筆)

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 Nile Rodgers ナイル・ロジャーズ(ロジャース)、十月二十五日に発売される Bryan Ferry ブライアン・フェリーの新作『Olympia オリンピア』にギターリストとして参加!

 こちらは PASTE magazine.com のニューズ頁。

 トウィッター(ツイッター)(2010.7.13.6:20AM頃)でロジャーズが「ミスター・ブライアン・フェリー、アドヴァンス・コピー(サンプル盤)が欲しい!」と言っているのが笑える。

 実は昨年の晩秋頃、長村光洋よりその情報は得ていた(プレイヤー参加かプロデューサー参加かは不明だったが)。
 春先、「そんな噂を聞いたけど?」とリチャード・ヒルトンに訊いたが「今はまだ答えられない」と言われた。「No」ではないので参加はしたのだなと想像した。
 一般的に、未発表に終わったり、参加しても最終的に不採用(ミックス段階で不使用となる)というのは勿論良く有る事だ。プロデューサーとして関わった作品でも起こる事(※)。
 しかも音作りにとことんこだわる男=ブライアン・フェリーであるからして、試行錯誤・長時間の録音・ミックスは当然であるだろうし。しかも一曲にギターリストが三人四人と参加させるのもざら。
 なので彼の対応は当然。

 「ナイル・ロジャーズ参加」の情報も公開される形で発売が予告される事となったのは何より。

 ナイル・ロジャーズがフェリーのソロに参加するのは、『Boys and Girls』『Mamouna』に続いて三枚目となる。今回も含めていずれもプレイヤーとしての参加でプロデューサーとしてではない。「リズム・ギターと言えばナイルだね」という人選と思われ、どれも素晴らしいので、新作でのリズム・ギターも楽しみ。

(加筆)
 日本盤の方が約一週間早く二十日に発売となる。こちらはボーナス・トラック入り。

 又、外国盤で DVD 付きと、二枚組 CD+DVD という仕様のものも予定されている様だ。後者は何だか馬鹿高い値段設定。LP サイズの豪華な箱にでも入っているのだろうか?
 DVD にはメイキング(PV も)映像を収録、二枚目の CD はリミックス盤らしい。

(※)
 例えばエリック・クラプトンと 1997年に行った録音(おそらく一曲)は御蔵入り。ジェリー&カトリース・バーンズとナイル・ロジャーズが作曲と制作を手掛けたという。同年の来日時、ロジャーズがライヴ MC で嬉しそうに触れていた。「クロスローズ3」でも編纂される際に世に出るだろうか。
 例えばジュラン・ジュラン(デュラン・デュラン)の『アストロノウト』として発売された際のセッションにも、結局不採用となったロジャーズとの共同制作を行った楽曲が有るという。スタッフ(エンジニア)として関わったリチャード・ヒルトンからの情報。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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