Bob Dylan ボブ･ディランがダフ屋対策として新しいチケット販売方法を試すという。
こちらはロッキング･オンのウェブサイト。
前売りを一切行わず、行列は当日正午から。現金払いで一人一枚のみ。
確かにこれならばダフ屋もチケットを入手するのも売るのもやりにくい。
代わりに「行列代行」を受け付けるというパターンは有るかも知れないけれど。
しかし。
「新しい」って。
江戸時代ですな。
みんな、それで興業が成り立てばそうしたいんだよ。
トゥアーをすればそれに合わせてずっと休みを取るというタイプの追っ掛けを膨大に抱えたボブ･ディランだから出来る事。
兎に角、天晴れな英断･基本への立ち返りである事は確かだけれど、これって「自動車の交通事故が減らないから、一度みんなで自転車とリヤカーに戻して、飛ばせない様に砂利道にしちゃいましょう」という様な事と同じという気もして。
「このままいたちごっこを続けるよりも振り出しに戻しちゃえば？」という、何だか笑える様で笑えない話題でした。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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