何時の間にやら二つの形容詞が付けられている「Mega Tuesday / Super Tuesday」。現在、投票中。
実は昨晩の番組の最後にその時事ネタとしてオン・エアしたかった曲が有る。数週間前にも同じ理由で流してはいるのだが、その曲は
「One Nation Under a Groove /Funkadelic」。
別にどちらの党に寄っている訳でも、どの候補に寄っているという訳でも無い。不謹慎かも知れないが、まぁネタでしか無いという距離で触れているつもりだ。その「ネタ」として考えた場合、面白いこじつけをしたいというだけの事。
つまり、
「We are ONE NATION」と魅力的な声で歌う様に語るアフリカ系アメリカ人候補とクリントン夫人の一騎打ちですので (*)。
ね? 別にどちら寄りでも無いのですよ(笑)。どちらが民主党候補になっても使えるという便利な一曲。ヒラリー・クリントンになったら、Pファンクのどの曲でも良い事にはなるけれど。
(*) 一応、ファンクと無縁な毎日を送っていらっしゃる方向けの補足を。
ファンカデリックの中心人物の名前が、ジョージ・クリントンなのです。
あ!
同じPファンクでもう一曲有った!
「Paint the White House Black /George Clinton」。
こちらは、ビル・クリントンが大統領になった際、世界中のファンカティアの期待を裏切らない形で、すかさずジョージ・クリントンが出した、面目躍如の駄洒落ネタ「ワイト・ハウスを黒くぬれ!」。シングルのカヴァー写真はジョージ・ワシントンの扮装をしたジョージという重層的な(?)駄洒落。ひねったというか、一回転ひねっちゃって普通というか(笑)。
いづれにせよ、アフリカ系アメリカ人のジョージ・クリントンがワイト・ハウスをネタにしている曲なので、この曲も、どちらが候補になってもOK!?
それより、矢張り、改めて思うのは、流石アメリカ、何でもエンタテインメント。人の関心を惹くのが本当に上手いなぁという事。皮肉でも何でもありません。今日のネイミングからして凄い。「総選挙」との差は大きい。一大娯楽行事みたいな近い距離で政治に接する事が出来る国家・国民性は素直に羨ましいとも感じる。
いずれにしても世界中がONE NATION UNDER A GROOVEになれば最高なのだけれど。と、結局、最も理想主義者なのはジョージ・クリントンだったりして(笑)。いや本当にそうなんだけど。JB、スライ・ストーンの系譜となる一派の総帥であるからして。昔からライヴでこの曲を演る前には「We are one natiooooon!!」って叫んでるし(実際に叫んでるのはライジ・カリーだけど)。もしかしたらオバーマ、彼等のライヴ観た事が有るのかも知れないな。アメリカでは会場がケムリでモウモウらしいけど(笑)。
そう言えば昔、「ジョージ・ブッシュとビル・クリントンの合体!」とか、下らない事を言ってたっけ、僕。実際に良く「ジョージ・クリントン大統領」って間違えてたなぁ。本当に「いよッ大統領!」って掛け声を掛けられた八年間だった訳で。
そうか、もしかしたらその掛け声が復活するのかも知れないんだな。もしかしたらベリータ・ウッズあたりを「黒い女大統領」に仕立てるかも知れないな、ジョージの事だから。
所で気になるのは、
何故「スーパー」と「メガ」なのか。
何故「スーパー」と「ウルトラ」では無いのかという事。
デュワーッ
(済みません、こんなオチで。)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.
コメント
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いや、俺もWe are One Nation!ってオバマが行ってたって、人見のしゃべりを聞いて、ラッキーレコードで「ONE NATION UNDER A GROOVE」買ったんだよ。
そしたら、めちゃめちゃ良かった!ここんとこ聞きまくりですわ! Like
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Taro
キング牧師みたいに、歌う様に喋るよね、彼も。
この前も「A change is gonna come!」みたいな事を言ってた気がする。サム・クックもかけちゃおうかな。
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