NHK-FM「今日は一日 “大瀧詠一” 三昧」
番組公式ウェブサイトはこちら。
オン・エア曲やフォト・ギャラリーは随時更新されている模様。
【時間変更:】開始が十五分遅れに。
12:30-03:00 二時間三十分
03:50-06:50 三時間
07:30-10:45 三時間十五分
11:00-12:00 一時間
生放送だそうです。楽しみ。可能な限り聴きたい。可能な限り録音したい。
正午前のNHK-FMニューズによると、僕の住む地域でも本日は計画停電の実施は見送られた(=全域で実施無しが決定)。”大瀧詠一” 三昧、聴取は可能だ。あとはうちのデッキの調子で録音が出来るかどうか。CD-Rとカセットは足りるけど、夏頃から「サンデイソングブック」用のストックが・・・。
(以降は、番組を聴き乍ら順次加筆。)
「レコード・コレクターズ」本誌最新号と増刊をめくり乍ら聴こう。
僕の場合、大瀧詠一は「細野晴臣がやっていた『はっぴぃえんど』のメンバーでリード・シンガー」という形で知った。YMO のセカンドから入ったからだ。おそらく意識をしたのは1980年。当時の FM は音楽ファンを相手に、リスナーの啓蒙をちゃんとやってくれていたので、YMO で彼等を知った初級者リスナー(例えば僕は中一〜中二だった)に、三人の前歴もちゃんと教えてくれた。
『ア・ロンヴ・ヴァケイション』より前、僕はおそらくはっぴぃえんどの大瀧詠一しか知らなかった。最初に「君は天然色」や「カナリア諸島にて」をラジオから聴いた時、僕の中では「十二月の雨の日」や「はいからはくち」を歌っている人と、これらの新曲を歌っている人はおそらく一致していなかったと思う。そして正直な所、当時は熱中してはいなかった。個人的に最も洋楽に傾斜していた時期であり、昔の洋楽、特にダークなロック(笑)に夢中になり始めていたので。同時期のジュリー(エキゾティクスだったのに!)からさえも距離を置いていた。「あの娘に御用心」を知るのは数年後、85年頃に LP『いくつかの場面』を手に入れてやっと、という体たらく。
(以上、13:00過ぎに加筆・更新)
それでも、エアチェック命・FM雑誌の番組表に線を引くのが命だったので、「大瀧詠一」と名が有れば線を引き、トークが重ならない番組で彼の曲がかかればカセットに録音した。アバやビリー・ジョエル等と同様、新譜が出ればFMの数多くの番組で色々な曲がかかり、気付けばほぼ全曲エアチェックしていた、そんなアルバムだった。
思えばそういう邦人アルバムはこれと翌年の山下達郎『フォー・ユー』ぐらいだったかも知れない(『フォー・ユー』に入っているア・カペラによる短い繋ぎは別として)。
あ、山下達郎の前年作『オン・ザ・ストリート・コーナー』もそうだ。あれは「在日洋楽」的な扱いで FMリスナー/制作者に好かれるものだったと思う。
(以上、13:20過ぎに加筆・更新)
七十年代の大瀧詠一作品は数が多くヴァージョン違いが多いので結局再発売だけでなくオリジナルもシングルも全部買わねば、となってしまう。自ら「フランク・ザッパと肩を並べる旧譜いじり」と自虐的に話す程である。
僕は経済的に其処迄は無理だと判断(※)、山下達郎が深く関わっている何枚かをフォロウするだけにとどめ、近しい友人とその後に知り合う先輩にそちらは御願いする事にした(笑)。
単純に、中古盤が安いのでヒット作は買った。レンタル中古で七十年代の作品の CBS/ソニー再発盤も買った。とても楽しんでいるのは勿論だ。はっぴぃえんどはどれもが愛聴盤と言って良いだろう。あとはぽつぽつ。
今日の番組は、意外とプロデュース/提供曲が少なめという気がする。七十年代のソロ作から複数かけるという「コーナー」と言っても良い流れの後で、プロデュース曲が結構続いたが、それでも少ないなぁという印象。
まぁつまり、これは普段、僕が大瀧詠一をソロ・ミュージシャンとしてというよりもプロデューサーとして捉えているのだという事なのだと思う。
こうして提供曲を何曲か続けて聴いていると、松田聖子の存在感は本当に凄いなぁと再確認。
(※)この「オール・オア・ナッシング」な性格は以降も僕に重大な決断を迫る。
諦めた:
ザ・ビートルズ、トッド・ラングレン、大瀧詠一、他
中途半端に何となく揃える:
ザ・フー、サンボマスター、ザ・ビーチ・ボーイズ、ジェイムズ(ジェームス)・ブラウン、ジーノ・ヴァネーリ、ロッド・ステワート、ビー・ジーズ、クルセイダーズ、エレクトリック期のマイルズ・デイヴィス(七十年代)、ジャム&ルーイス、イアン・デューリー、他
あらかた揃える(シングルは中途半端):
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ボブ・シーガー、高橋徹也、ティーナ・マリー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、リック・ジェイムズ、澤田研二、山下達郎、ジョニー,ルイス&チャー/ピンク・クラウド、コリーヌ・ベイリー・レイ、AC/DC、エアロスミス、ZZトップ、アヴェレッジ・ワイト・バンド(アヴェレージ・ホワイト・バンド)、ELO、ジ・アイズリー(アイズレー)・ブラザーズ、他
別格:シーク(シック)
(以上、19:20頃に加筆・更新)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’11. (音楽紹介業)
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