1096 CHIC NEWS: PHILIP BAILEY "Inside Out" (1986)

九月二十一日に再発売!

PHILIP BAILEY “INSIDE OUT”
 フィリップ・ベイリー『インサイド・アウト』

 ソニー SICP-20290
 最新リマスター
 Blue-spec CD
 紙ジャケット
 限定盤

Produced by Nile Rodgers
 (2 of 10 songs were co-produced by Philip Bailey)

 今から思えばたった数年でしかなかった EW&F の休眠期間だが、当時は本当に長く感じたものだ。
 その間に立て続けに出されたフィリップ・ベイリーの三枚のソロ・アルバムを、同時期に出されたモーリース・ワイト(モーリス・ホワイト)唯一のソロ・アルバムと同様に、本体の再始動を待ちつつ聴いたという方も多いだろう。

PHILIP BAILEY’s solo albums from Columbia
 1983 CONTINUATION
     produced by George Duke
 1984 CHINESE WALL
     produced by Phil Collins
     inscudes ‘EASY LOVER’ duet with Phil
 1986 INSIDE OUT
     produced by Nile Rodgers

 同時期よりゴスペル・アルバムも精力的に出し始めたので、以上を厳密な意味で「ソロのファースト、セカンド、サード」とは呼びにくいのだが、ポップ/ソウルとしては、ソロのサードにあたるのが『インサイド・アウト』である(ゴスペル・アルバムを含めると五枚目にあたる)。

 何と言っても大ヒット「Easy Love」を含むセカンドが突出して有名で、一般洋楽ファンにとってはそれだけとも言える時期。その次作となるナイル制作『インサイド・アウト』は「そんなの出てたの?」という程度の知名度かも知れない。

 ナイル史として本作を捉えると、
  SHEENA EASTON “Do You” (85)
と、
  AL JARREAU “I Is for Lover” (86)
の間に発売されている。ナイル・ロジャーズらしさ全開の一枚。
 当時の拠点ステューディオ(スタジオ)であった「スカイラインの音」が堪能出来る。

 それらの後、彼は
GRACE JONES “Inside Story” (86)
DURAN DURAN “Notorious” (86)
を手掛けていく。おおお。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’11. (音楽紹介業)

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人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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