686 CHIC: 無事に来日!

こちらを目次として、メンバー達と行動を共にして入手した情報も含めて随時更新していく予定です。

4/24
御一行、無事に来日!
演奏予定曲も何曲か教えて貰いました…何と!

NILE RODGERS and
the CHIC ORGANIZATION

ナイル・ロジャーズ(ロジャース)・アンド・
 ザ・シーク(シック)・オーガナイゼイション
  Box Set Tour

4/24〜5/2。

 いよいよ明日より公演。

 これ迄同様、宿泊先である都内のホテルのロビーや部屋(!)で、大部分のメンバー、クルーと挨拶を済ませる事が出来ました。

 初来日となるメリーサ・ヒメネース、シークとしては初となるキム・デイヴィスとも会え、色々と話を聞けました。
 (もう一人の新メンバー=セラーン・ラーナーとは明日会う事に。)

 メリーサはジェリー・バーンズの紹介・推薦でメンバーになったそうです。
 画像等から長身の方だと勝手に想像していましたが、意外や意外、僕(167㎝)よりも少し低めの、思ったよりも小柄。
 舞台や写真で「大きく見える」というのは、良いパフォーマーであるという大きな条件の一つですから、彼女はそれを充分に満たしていると言えるでしょう。
 んでもって本当にキュートです! 普通のトレイニング・ウェアなのに!

 キムはとてもお喋りが好きな女性。初めて会う僕と二人でいきなりファミリー・レストランへ行き、彼女はず~う~っと喋りっぱなしでした(笑)。

 1995年、いわゆるハコバン仕事で横浜で歌っていた事が有ったそうです。シークより一年早い!
 三ヶ月という長期滞在だったそうで、横浜、横須賀、東京、色々と、観光で楽しいエリアを回った様です。が、鎌倉等の、いわゆる「歴史的な観光」はしていない模様。
 あ、富士山はしっかり拝んだそうで、「最初、あそこに富士が見えるという方角を見たらどんより曇っていてがっかりしてたんだけど、少ししたら晴れてあの姿が出てきたのよ。とてもスピリチュアルで素晴らしかった!」と絶賛。聞いているこちらが嬉しくなる、喋りの勢い、表情、オーヴァーなアクション(笑)で喋り倒す姿がとても楽しい、そんな二時間ほど(!)でした。

 彼女は別のバンドで早くも七~八月に再来日(横浜)をする予定という事もあり、日本に興味津々なのです。

 さてそんな二人をフロントに据えた新生シーク、明日からのライヴ、さてどうなりますやら!

 有難い事にナイル本人(!!)、そしてキムと、それぞれ長時間話す(それぞれと二人だけで!)機会を得ました。
 その中で今回の来日公演から始まる「ボックス・セット・トゥアー」の為に合わせている、つまり世界的に初めて披露される事となる曲をいくつか教えて貰いました!

 ナイルは長期展望でこのトゥアーを位置付けており、「ボックス・トゥアー・パート1」として今回の来日から新たなレパートリーをどんどん増やしていく事にしたのだそうです。

 数日前に触れた、昔のマスター・テイプをワーナーから預かって聴き直しているのも大きな切っ掛けなのでしょう。未発表となったセッションの模様も多く収められているという事で、それらをボーナス・トラックとして、オリジナル・アルバムのCD再発売も視野に入っているとか。

 「僕とバナード(バーナード・エドワーズ)、トニー(・トンプスン[トンプソン])達が演奏している未発表テイクはアメイジングだ!」と。
 最近、マニアの中で話題となっている、未発表に終わった Johnny Mathis ジョニー・マスィス(マティス)や Fonzi Thornton フォンズィ(フォンジー)・ソーントンのアルバム(どちらもダイアーナ・ロス『ダイアーナ』やデビー・ハリー『Koo Koo (予感)』の様に一枚丸ごとシーク印だという)のマスターも聴きなおしたそうで、それもいよいよ世に出る事となりそうだ。

 イヤハヤそれはとても楽しみ!

 そして、未確認ですが、それと同時進行(彼の中では同じプロジェクトなのではないでしょうか)であろう自伝の執筆も進んでいる模様。この一週間張り付き(もばっちり出来そうです)の間にその進捗状況を訊いてみます。(※)

 さていよいよ明日より、トゥアーのスタート、「ザ・シーク・オーガナイゼイション(オーガニゼイション)」としての初ライヴのスタートです。

 勿体ぶる様で申し訳ありませんが、具体的な演奏予定曲は明日の御楽しみにしておきましょう。それがパフォーマーとして彼(等)が望むサプライズでしょうから。
 但し、既に何曲かは昨年よりライヴで演奏しており、ユー・チューブで観る事が出来ます。探してみて下さい。「NILE RODGERS CHIC IRELAND」等のキー・ワードで出てくるかも知れません。

 兎に角、本ブログや実際に会場で御会いする方々との会話で出る、「あれを演奏して貰いたい」「これも演ってくれないかな」とよく名が挙がる、シークの少々地味目のアルバム曲(この十四年で初めて披露される!)や、期待通りの有名プロデュース楽曲の名が挙がっています。明日のリハーサルでそれらを改めて試し、選曲・曲順を決定するそうです。
 リハーサルも誘って貰えたので、しっかり見て来ます。

 フリーク諸氏、期待していて損は無いと思いますよ!

(※)【4/27】加筆
吉岡正晴氏がいち早くブログで触れていらっしゃる。

こちらはブルー・ノート東京のスケジュール。

Blue Note Tokyo

こちらはモーション・ブルー横浜のスケジュール。

Motion Blue Yokohama

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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